先日、こどもの保健について園内研修を行いました。
テーマは「乳幼児のけいれん、ひきつけ」について。
症状の特徴は、全身が硬直して、ガタガタと震え出すものです。その状態が数分間続き、意識を失う場合もあります。
よくあるのは、大泣きしたときに無呼吸になり酸素が不足してしまう「泣き入りけいれん」と、風邪や感染症などで熱が急激に上がった時に起こる「熱性けいれん」です。
赤ちゃんがひきつけを起こしたときの対処法としては、
①のどを詰まらせないために服をゆるめて横向きに寝かせる
②けいれんの時間をはかる
③熱性けいれんの可能性をみるため、熱を計る
④けいれん以外の可能性をみるため、けいれんが治まったら全身をチェックする
やってはいけないことは、大声で叫んだり体を揺さぶること。
ついやってしまいがちですが、冷静な対処を心掛けたいところです。
また、緊急時の救急車の呼び方と動きも確認しました。
緊急時ほど落ち着いて行動できるよう、職員も子どもたちも、日頃の防災訓練など、しっかりやっていきたいです。
松田