大きい組さんが誕生会の飾り付けに一生懸命に取り組んでいる様子を
目を輝かせて見ている小さい組さん。
憧れの気持ちが、”やってみたい、真似をしたい”という意欲に変わった瞬間、
輝いていた目をさらに輝かせ、
「やりたい!!」と言葉にしてくれます。
そんな時は、意欲を認め
出来なくても挑戦する気持ちを大事にしています。
結果が大事なわけではないので、子どものプロセスを大事にして
口出しは最小限です。
やってみたい!!の意欲は大歓迎です。
池上彰さんが「飛行機はどうして飛ぶことができるのか?」を教えてくれるテレビ番組の中で
飛行機事故についての話がありました。
飛行事故の中で一番多い原因は、ヒューマンエラーだという内容の番組でした。
保育園の事故にも、職員が原因の事故が多く報道されるようになりました。
そういった事故を防ぐ為にも、日頃から情報収集と職員同士の共通理解をしています。
こどもをおんぶする時に、子どもを落下させてしまった事故や、
背負った後に落下させてしまう事故が
保育園だけではなく
家庭でもあるようです。
そういったところから、おんぶの際には細心の注意を払っています。
散歩の際も四方八方に気を配り、万全の体制で歩いています。
最近の職員会議は、安心・安全・清潔を議題にすることが多くなりました。
11月の誕生会を前に
折り紙製作を得意としている年長さんが
「そうだ、友達をお祝いするために何か作ろう。」とカラトリーホルダーと星の子を作ってくれました。
お皿の上で可愛く踊る星の子です。
それぞれが輝ける場所を見つけて、そこで頑張っていると
嬉しくなります。
サムライばあさん、
怖さに磨きがかかってきた今日この頃
サムライばあさんと子どもたちから呼ばれるように。」
おいおい…と思っていたら
子どもたちが
「呼び方を変えたら優しくなるんじゃない?」と相談をしていました。
今日から
「ポカポカばあさん」に変更されていました。
秋の絵を描いていた大きい組さん。
きれいな秋晴れの空を表現して欲しいなあと
活動の後に
秋空を見に行きました。
秋は青色がきれいな空が広がっていますよね。
自然の中から感性を磨いてもらいたいと
常々思っております。
串に魚を刺して、庭で食べたいという年長さんのイメージを大切に
ヒメマスのつかみ取りをしました。
プールの中をすいすい泳ぐヒメマスを追いかける子どもたち。
ヌルヌルしている魚の表面に苦戦をしているのも束の間、
あっという間にコツを掴んだ子どもたちは、器用にヒメマスを捕っていました。
炭火でじっくり焼いています。
子どもたちのイメージは”熊”だったのか
つかみ取りの時点から、「熊みたいでしょ。」を連発していたのでした。
先日は、秋鮭を使ってホイル焼き。
自宅に帰ってから、作り方を思い出して
晩御飯に食べた友達が多かったようです。旬のものは美味しいですね。
「花瓶の水は毎日取り換えた方が良いよね。」
「ミミズは何を食べるの?」
「どうして雷はなるの?」
「僕が歩くと影がついてくる!」
日々、子どもたちはいろんな事に興味を持ち
質問をしてきてくれます。
自分たちで解決できそうなことは科学の図鑑を開いて調べています。
興味を持った事を科学的に捉えようとする子どもたちの心は
日常に当たり前にあふれているもので、幼児期のその心を育ててあげたいと常に思っています。
一つの科学する心が、多くの知識として残るように答え方にも注意を払っています。
科学的に、根拠あることを話すと
すんなり心に届いたりするもので、
「いくら言っても解らなくて!!」と大人が思うことも
科学的に話してあげると、理解してくれることが多くあるものです。
子どもの科学する心、すごいです。