梅雨の時季に入りましたね。
5,6月と卒園生の授業参観が続きました。
学校ごとに特色があり、みんなその中で一人一人が頑張っていて感激しました。
授業参観のエピソードを少し。
従業が終わり学童へと向かう時、私の姿を見つけ
「学童まで一緒に行こう。」と卒園生の男の子。
私の手を取り、
「先生と手をつなぐの久しぶりだね。」と微笑んでくれました。
歩きながら、イチゴ畑や豪邸の玄関前のポーチなどS君の見慣れた景色をとても自慢げに教えてくれました。
道中、友達同士の喧嘩が勃発。
すぐに上級生が仲裁に入りました。悔し涙を流す友達の荷物を持ってあげ、
「大丈夫だよ。」と励ましていたS君。相手の事を思いやる優しい気持ちは健在でした。
友人関係が良好なようで、”学校が楽しい”とまっすぐな瞳で話してくれたことが何よりも嬉しかったです。
折り紙を使っての製作の時、
先生が伝え方を間違えてしまいみんなが失敗をした中、
卒園生のAちゃんだけが、その失敗作を失敗作で終わらせずに違うものに変身させた話を担任の先生から聞きました。その話しを聞きながら
体育会での何度も何度も出来るまで挑戦する姿や、そこで終わらせないガッツさ、底抜けに明るい性格が思い出されました。
学校が楽しいと思える気持ちが、この先もずっとずっと続きますように。
幼児期に感じた感情や体験が、これからの人生を支えるものになるし人格形成に大きく影響するので
大切にしてあげたい時期だと改めて思った授業参観でした。
木村