1,2歳児の混合クラスで、ストロータイプのシャボン玉からリング型へと変えた日の出来事。
コツを掴んだ2歳の男の子と女の子が、自分よりも小さい女の子に
「ここ、フーッてやってごらん。」と交合に教えていました。
この光景をみて、”赤ちゃんは教えたがり”の研究結果を思い出しました。
1歳児が相手の知らない知識を教えようとする、相手が知っているかどうかを推測して教えているという研究結果です。
この写真は2歳児さんが1歳児さんに教えている写真ですが、
保育園では上の子が小さい子に教えてあげる姿がよく見られます。
この研究結果を元に、受動的な子ども観の見直しが言われ始めました。
赤ちゃんだけに限らず、
子どもはいろいろと教えてくれる存在です。
破れた本の修理をしていると、
「これも破れてるよ。」
「こっちも破れているんだよ。」と進んで教えてくれます。
日ごろから本に接している子どもたちの方が、破れている本の存在を知っているのは確かなことなので
ありがたく教えてもらっています。
赤ちゃんは教えたがりの研究成果、なかなか面白いですよ。
木村