急に
「赤ちゃんになりたい」願望が膨らみ、
甘えて見せたり、赤ちゃん返りのような行動を見せていた年長さん。
どうしたのかな?と思いながら、そんな気持ちと姿を受け止めていました。
そんな中、その子に「観察」されていることに気が付きました。
赤ちゃんたちの面倒を見ている時に限って、観察されていたのです。
気が付けば、あれから数か月。
小さい組さんとの合同保育の時に
優しく小さい組さんに寄り添うその子がいました。
今までも、小さい子の面倒をよく見てくれる優しい子でしたが、
一味違う。
小さい子に向けるまなざしも今までとは違う。
赤ちゃん返りのような姿や、私たちの観察を通して
彼女なりに葛藤し一皮むけたようです。
幼児期は、前に進むだけではなく
後戻りしたり停滞したりですね。
彼女の心の機微を近くで感じ取り、
成長をした姿に出会えて
本当に感謝です。