ドレミ保育園

ドレミ日記(2013年10月)

昼下がり

お昼寝の時間に入ろうとしていた時、突然非常ベルの音が!!!
「大変、火事だ!」
急いで起きて集まって、外へと避難。
みんな動揺することなく無事に避難。人数確認もオッケー。
非常ベルの正体は、定期点検。

業者さんによる定期点検のベルの音を使って
ちゃっかり避難訓練をさせてもらいました。
突然の事態に備えて、みんなも頑張ってくれました。

縄跳びの練習に励む男の子。
ここ最近、連続で飛べるように。
「やったー!!」と思いながらその子を見ていると
友達がやって来て
「先生、○○君の縄跳びが上手になったんだよ。」と笑顔で報告に来てくれました。
保育所保育指針に
”友達と積極的に関わりながら喜びや悲しみを共感しあう”
とあります。
大人に、「○○君がこうなってこうだから、喜びましょう。」なんて言われるのではなく、友達同士の関わりの中から感情を共有しあうことが必要なんですよね。

対峙力

急激に寒くなりましたね。

保育業界では有名な先生が
現代の子どもに不足している経験に
現実対峙力、叱られる事、挫折、自己決定、不条理をあげていました。
現実と向き合う大切さ、本当に大事な事ですよね。
イチロー選手は、「うまくいかなかった時間とどう対峙するか。」
と新記録を出した時のインタビューで話していました。
こんなに一流の人も、出来なかった時間と対峙したりするのかと
あっぱれでした。
過去からも現実からも逃げたい今日この頃。
現代の子どもだけではなく、私も対峙力が欲しいものです。

逆に多い経験は、思い通りになること、与えられる事をあげています。
”まさしく”と思います。
子どもの言いなりになりすぎているのでは?と思う場面によく遭遇します。
子どもの要求がエスカレートして、願いが叶わなかったとき、子どもの
心が制御不能になったら怖いですね。
与えられる事も思い通りになることもほどほどにですね。

”水が飲めない子どもたち”の記事を読みました。
甘いジュースに慣れてしまい、水が飲めなくなった子どもたちの話です。
子どもの糖尿や肥満の原因になっているそうです。
そういえば、
のどが渇いたぁの返答に、水を飲んでおいでと言ったら
「えー!!水?」と言われたことがあったなぁと
思い返しました。
水が一番でしょ、と思ってしまいました。

”水が飲めない子どもたち”の見出しに、てっきり
水道の設備が不十分で、飲み水が確保されない
外国の話かと思いましたが、
日本の恵まれすぎの子どもたちの記事でした。

公園にて

天気の良い日が続いていますね。
公園に行くと、回転式ジャングルジムで遊ぶ事が好きな子どもたち。
大人数が乗ると 意見の食い違いから喧嘩になったり、
誰かが勝手に回転させたりしないかと
心配しながら見ています。
しかし、心配ご無用。といった所で、回転式ジャングルジムの周りは
”和”が保たれています。
「待って」「まだ回さないで」「降りる」「止めて」とお互いが言葉のやり取りをしっかりとしています。
協調したり、同調したり、それぞれが判断をしながら
言葉を発しています。
誰も怪我をしたくて遊んでいるわけではないので
一人ひとりがその言葉に耳を傾けています。
そして必ずリーダーシップを発揮してくれる子がいます。
その中で保たれている”和”を見て
素晴らしいと感心しています。

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