10月16日に、AEDの使い方・異物除去の仕方・止血法などといった
命を守るための救急講習を受けに、職員4名が山形市市民防災センターへ行ってきました。
毎日元気いっぱい過ごす事ができれば何よりですが、いつ・どこで何がおこるのか・・・?
残念ながら、それは誰にも予想できません。保育園の中でもし、そんな場面に遭遇したら
子ども達の命を救うために保育者が一丸となって救う必要があります。
その時に落ち着いて、的確な行動ができるよう
講習では実践を交えながらたくさんのことを教えて頂きました。
いざ苦しんでいる人を目の前にした時、焦りや不安ももちろんあるかと思いますが
今回教えて頂いたことを胸に、勇気をもって行動していきたいと改めて感じたところです。
<教えて頂いたことのまとめ>
AED・・・
意識のない人が見られた場合、近くにいる人に助けを求め
救急車の要請、もう一人にはAEDをもってきてもらう。
その後、呼吸がないと判断→胸骨圧迫30回・人工呼吸2回の割合で心肺蘇生法を行っていく。
AEDがきたら、音声メッセージにしたがって使用していく。
異物除去・・・
背中を叩く、後ろから抱きかかえみぞおちを上にあげるように押す。(咳を促す)
それでも駄目な場合、顔を横に向けた状態で胸骨圧迫を行う。
止血法・・・
ガーゼや布で縛らず、ガーゼで傷口を抑えて圧迫する。
初めて知ったこともたくさんありました。
教えて頂いたことを忘れぬよう、園全体で何度も復習し
いざの時のために備えていきたいと思います。
阿部
先日、こどもの保健について園内研修を行いました。
テーマは「乳幼児のけいれん、ひきつけ」について。
症状の特徴は、全身が硬直して、ガタガタと震え出すものです。その状態が数分間続き、意識を失う場合もあります。
よくあるのは、大泣きしたときに無呼吸になり酸素が不足してしまう「泣き入りけいれん」と、風邪や感染症などで熱が急激に上がった時に起こる「熱性けいれん」です。
赤ちゃんがひきつけを起こしたときの対処法としては、
①のどを詰まらせないために服をゆるめて横向きに寝かせる
②けいれんの時間をはかる
③熱性けいれんの可能性をみるため、熱を計る
④けいれん以外の可能性をみるため、けいれんが治まったら全身をチェックする
やってはいけないことは、大声で叫んだり体を揺さぶること。
ついやってしまいがちですが、冷静な対処を心掛けたいところです。
また、緊急時の救急車の呼び方と動きも確認しました。
緊急時ほど落ち着いて行動できるよう、職員も子どもたちも、日頃の防災訓練など、しっかりやっていきたいです。
松田
今日は9月のお誕生日会がありました。
今月は4人のお友達が主役です!
どきどき緊張しながらも「5歳になりました!!」元気よく発表してくれる子、
「2さい・・・」とピースサインで教えてくれる子、立派に自己紹介を頑張ってくれました。
前に立つ子ども達を見ると、それぞれの成長を改めて実感します。
一年に一回の誕生日会、思い出に残るものとなってくれていたら嬉しいです。
これからもいっぱい食べて、たくさん遊んで
もっともっと大きくな~れ!!
阿部
大きい組でお月見集会を行いました。
なぜ、すすきや果物をおそなえするのかどうして団子を食べるのかクイズにしながら最後まで聞いていた子ども達(^^)
ぶたさんの物語をパネルシアターにしてお話しました。ぶたさんの家族がでると「おばあちゃんだ!」「おかあさんエプロンしてる♪」と楽しみながら見ていました!夜はきれいなお月さまをみてお団子食べたかな?子ども達からお話を聞くのが楽しみです☆
三瓶
保育室に設けられた新しいコーナー
その名も”虫かごコーナー”。
鈴虫、カマキリ、カブトムシ、コオロギ、みんなが捕まえた昆虫を、ここでじっくり観察。
今日は、虫かごの中のクワガタを観察しながらスケッチブックを広げ絵にしました。
クワガタののこぎりの形と目の位置をじっくり観察する中で、子どもなりに疑問を持ったところで図鑑の登場。
今度は図鑑を持ち寄り、クワガタにはあごがある事、そのあごの位置に特徴がある事、
目の位置、ここに目があると前に進みづらいのではないかという心配、などなど
たくさんの話ができ、発見がたくさんありました。
目の前のクワガタを描いた隣には、図鑑で見た黄金クワガタと虹色クワガタが寄り添って描かれていました。
このかごの中のコクワガタは、羽を広げて中国へ渡るらしいです←年中の男のお話。
いつか黄金クワガタと虹色クワガタに出会えるといいね。
先月、ずっと一緒に過ごしてきた友達とのお別れがありました。
あんな事もあったね、こんな事もしたね、とたくさんの思い出が次から次へと溢れ出てきて
保護者の方と思い出話に花が咲きました。
震災後、給食の食材の確保に奔走している私たちに付き合って下さり、
カルシウム不足にならないように、ビタミン不足にならないようにとガソリン不足の中、
車を走らせてもらい、給食確保のためレジに並んでもらいました。あの時は、とにかく必死だったねぇなんて懐かしみました。
いつも寄り添って頂き、辛い時間、楽しい時間を共有して頂きありがとうございました。
悲しい別れではないはずなのに、希望あふれる新生活を迎えるはずの別れなのに
やっぱり別れはいつでも寂しいものです。
木村