ドレミ保育園

ドレミ日記

対峙力

急激に寒くなりましたね。

保育業界では有名な先生が
現代の子どもに不足している経験に
現実対峙力、叱られる事、挫折、自己決定、不条理をあげていました。
現実と向き合う大切さ、本当に大事な事ですよね。
イチロー選手は、「うまくいかなかった時間とどう対峙するか。」
と新記録を出した時のインタビューで話していました。
こんなに一流の人も、出来なかった時間と対峙したりするのかと
あっぱれでした。
過去からも現実からも逃げたい今日この頃。
現代の子どもだけではなく、私も対峙力が欲しいものです。

逆に多い経験は、思い通りになること、与えられる事をあげています。
”まさしく”と思います。
子どもの言いなりになりすぎているのでは?と思う場面によく遭遇します。
子どもの要求がエスカレートして、願いが叶わなかったとき、子どもの
心が制御不能になったら怖いですね。
与えられる事も思い通りになることもほどほどにですね。

”水が飲めない子どもたち”の記事を読みました。
甘いジュースに慣れてしまい、水が飲めなくなった子どもたちの話です。
子どもの糖尿や肥満の原因になっているそうです。
そういえば、
のどが渇いたぁの返答に、水を飲んでおいでと言ったら
「えー!!水?」と言われたことがあったなぁと
思い返しました。
水が一番でしょ、と思ってしまいました。

”水が飲めない子どもたち”の見出しに、てっきり
水道の設備が不十分で、飲み水が確保されない
外国の話かと思いましたが、
日本の恵まれすぎの子どもたちの記事でした。

公園にて

天気の良い日が続いていますね。
公園に行くと、回転式ジャングルジムで遊ぶ事が好きな子どもたち。
大人数が乗ると 意見の食い違いから喧嘩になったり、
誰かが勝手に回転させたりしないかと
心配しながら見ています。
しかし、心配ご無用。といった所で、回転式ジャングルジムの周りは
”和”が保たれています。
「待って」「まだ回さないで」「降りる」「止めて」とお互いが言葉のやり取りをしっかりとしています。
協調したり、同調したり、それぞれが判断をしながら
言葉を発しています。
誰も怪我をしたくて遊んでいるわけではないので
一人ひとりがその言葉に耳を傾けています。
そして必ずリーダーシップを発揮してくれる子がいます。
その中で保たれている”和”を見て
素晴らしいと感心しています。

避難訓練

先々週、二日に渡って、避難訓練をしました。

どうして二日に渡ったかというと、

台所が火事になった設定の訓練。
なんと、台所前で遊んでいた子どもたちを残して、
職員が先に外へ逃げてしまったという大失態。
冷静沈着な職員一人が、子どもたちを一人で誘導してくれました。
こんな訓練では意味がない。
本当の火事だったら、どうなっていたことか。

ということで、異例のやり直し訓練を行いました。
常に冷静。
大事なことですよね。

自然

朝、登園するとすぐに
「ザリガニをつかまえる罠を仕掛けてきたよ。」と教えてくれて子がいました、
登園前に、ペットボトルを使って
ザリガニを捕まえる仕掛けを作ってきたのだそう。

自然の中で伸び伸びと遊んでいる子どもの様子を思い浮かべて
私も心がワクワクしました。
ザリガニ捕まえに成功したようで、次の日に
仕掛けの様子を丁寧に教えてくれました。

こういう事が楽しめるのも
こども時代ですよね。

きっと今虫捕まえに夢中になったことを
今度は自分の子どもたちに受け継いでいくのでしょうね。
その将来に今の自然が残っていてくれますように。

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